2012年5月7日月曜日

「女優」のネイル①



先日古本屋で購入した
写真集。

“女優”

戦後以降に活躍した
日本の女優さんたちを
写真とともに綴った本です。

サブタイトルに
「昭和20年代~40年代の女優たち」
とありますので、
西暦に変換すると
1945年~1974年頃にあたります。


本当にうつくしい写真の数々…。


そして、やはり目が行ってしまうのが、
当時の女優さんたちのネイルです。
 少し、ご紹介します。


”原 節子”
(1920~)


ポイント型(先端に向けて尖らせたかたち)に
整えられた爪。

カラーこそ塗られていませんが、
表面はキレイに磨かれています。

このポージングと大きな指輪には、
これぐらい控えめなほうが
過剰にならずステキですね。


“高峰 三枝子”
(1918~1990)


オーバル型(楕円型)に
整えられた爪に、
カラーが塗られています。

モノクロ写真なので
判断しづらいですが、色は多分
口紅の色に近い「赤」かと思います。

ネイルカラー(“マニキュア”と呼ばれるもの)が
日本に来たのが何年なのかは
わかりませんが、
商品として開発されたのは
1932年のこととされています(アメリカにて)。

戦後、進駐軍によって
もたらされたのかもしれません。


“山口 淑子”
(1920~)


“李香蘭”としても知られる女優。

こちらも、オーバル型に
赤いカラー。

オリエンタル風の顔立ち、
濃い目の口紅には
これぐらい徹底的に彩られた
指先がピッタリですね!

この写真の髪型とショール使いは
真似したいです(笑)


“岸 恵子”
(1932~)


なんて美しい指と爪!

ベッドがかなり長く、
厚みも十分にある
素晴らしいお爪の持ち主ですね。

フレンチネイルのようにも
見えますが、
単純にベッドとフリーエッジの
色の差かと思います。

クリア、もしくは薄いベージュの
カラーを塗っているのかも。


“淡島 千景”
(1924~2012)


この方も、長いベッドの持ち主です。

形は、オーバル。

爪の周りの肉が、
割と張っているようなので、
スクエア型(四角)も
似合いそうです。

カラーは、コーラル寄りのピンクかな?

ポーズもうつくしいですね!


“久我 美子”
(1931~)


うーん、「ステキ!」の一言です!

かなり短くファイリングされた爪に、
少しだけツヤがプラスされています。
磨いて出したツヤではなく、
ネイルカラーによるものでしょう。

煙草を持つ指先も、
これぐらいナチュラルなネイルですと
マニッシュで少しヤンチャな感じ。

ロングネイルと赤いネイルカラーだったら、
この写真の雰囲気はガラッと
変わってしまうでしょう。

絶妙です。

今回は、昭和20年代(1945~1954)に
活躍した女優さんたちを
ご紹介しました。

昭和30年代、昭和40年代の
女優さんたちも、
後日ご紹介できたらと思っています。


戦後すぐの日本では、
「爪をキレイに伸ばす」ということですら、
特別な女性にだけ許されたこと
だったのかもしれません。

女優さんたちも、
ネイルケアやカラーを施すことで、
優雅な手先の動きや、凛としたたたずまいを
手に入れていたのかも。


sora shiono


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