2012年4月24日火曜日

「逆フレンチ」のこと



今日は、「逆フレンチ」について
お話しようと思います。

数年前からフレンチと並んで
人気の「逆フレンチ」。

「」をつけて表記するのには、
個人的に、この呼び方に違和感があるからです。

別に「逆」ではないのでは…と思うのです。


〈これがフレンチ〉

そして…
〈これが「逆フレンチ」と呼ばれているもの〉

単に「(とても)深いフレンチ」のような気がして
なりません。

本当に「逆」を目指すのであれば、

〈こうなる。これもカワイイ〉

…と、ヘタクソな絵を描いてまで
どうでもいい説明をさせていただきました。


呼び方は置いておきましょう!


「逆フレンチ」はデザイン的に
とても洗練されていて、シックな印象を与えます。
私も大好きなデザインです。


“私が初めてこのデザインを見たのは…”
Dita Von Teese。彼女のお爪。

USで、Pinupモデル・バーレクスクダンサーとして
活躍されている方。
ミュージシャンのマリリン・マンソンの
元奥様としても知られています。
何を隠そう、私はこの方の大ファンでして、
彼女のクラシックなメイク・髪型・ファッションには
いつも釘付けです。
当然職業柄ネイルにも目が行くのであります。

4年ほど前、いつもどおり「Ditaウォッチング」をしていて、
彼女のネイルが単なる一色塗りではないことに
気づきました。

あれ…
根元が…
根元が…空いてる…!?

衝撃的でした…。


さっそく自分の爪に真似して
当時勤めていたネイルサロンに出勤。
先輩方に
「なんでルヌラ(根元の半月の部分)塗らないの…」
と質問攻めにされた記憶があります。

その頃は「逆フレンチ」という言葉もなく、
ネイリストから見ても、
単に「根元の空いた爪」という認識だったと思います。


最近は、 様々なアレンジがされている
「逆フレンチ」ですが、
ラメのラインもなく、根元はくっきりと丸く、
キレイに自爪を透けさせる
シンプルなものが個人的には好きです。
もちろんカラーはチェリーレッドが1番!

クラシックな服装をする時には、
本当にしっくりきます。


“Ditaプロデュースのネイルチップ”


写真で見る限り、
 半月の部分はホワイトに塗ってありますね。

ルヌラの形は人それぞれなので、
クリアーでチップを作ると「ずれ」が生じてしまいます。
多分、その「ずれ」を隠すためのホワイトなのでは…?

2色使いはコントラストが強く出てキレイですが、
このカラーの場合は特に、
 根元の肌色が透けるほうが個人的に好きです。



大好きな「逆フレンチ」とDitaについての
投稿でしたので、ついつい
長くなってしまいました。

Ditaのようなカラーをジェルで施術する場合は、
赤にほんの少しだけ黒をプラスするのが
オススメです。
その方が日本人の肌色にはしっくりくるはずです。

ネイルサロンでオーダーする際は、
参考にしてみてくださいね。






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